平成21年度 事

 

平成21年 4月 1日から

平成22年 3月31日まで

1.基本方針

   商工会は地域の中小企業支援団体として、地域に根ざした活力ある中小企業の発展と地元経済の活性化に寄与するとともに、地域づくりの一翼を担う頼りになる組織としてコミュニティにも貢献していかなければならない。

しかしながら商工会を取り巻く状況は、厳しさを増す社会経済環境の中、会員の逼迫したニーズの高度化と複雑化、これに応える的確な事業執行と迅速化、役職員一体となった効率的な商工会運営、そして地域づくりへの効果的な関与、などが求めれれており、事業・組織の両面からこれまでの方法を再検証しながらの改善改革が不可欠となっている。特に本商工会は、合併2年後の成果も確実に視野に入れなければならない。

したがって、平成21年度は20年度に引き続き、@行動する商工会 A提案・連携する商工会 B挑戦・飛躍する商工会の3つの基本理念のもと、合併時に決定した「合併に関する基本方針」とそれを踏まえて作成された事業計画を活かしながら、急激な経済環境の変化や昨年度の1年間を通じて明らかになった課題等を踏まえ、新たに強化すべき内容を加えて取り組むことする。

   21年度において、特に力を入れるべき取組みの内容は以下のとおりである。

@ 景況悪化の対策

    厳しい景況の悪化は、会員に大きな影響を与え、事業縮小や雇用の削減に止まらず廃業する事業所も出てきている。商工会は総力を尽くして会員支援を行う必要があり、そのための対策を強化する。

A 部会・委員会の活性化

    会員も地域も厳しい環境の中にいる、こうした時こそ、会員同士の交流連携が必要であり、交流連携の基本となる部会や委員会の活性化のための対策を強化する。

B 会員の後継者養成の再構築

    当商工会における若手の活躍は低調と言わざるを得ない。この状況は当地域の将来にとって放置できない。青年部の活性化も含め、後継者養成のための新たな方策を実施する。

C 既存主要事業の見直しと強化

    わが街の便利屋さん、共通商品券、田舎暮らし、へだ港はんぺん(B級グルメ)等の既存事業は、これまでの実績や課題を再検証し、発展可能性をさらに追及してより効果的な取り組みに転換する。

D 組織財政基盤の強化

    商工会は、会員企業が繁栄し、高い組織率があってこそ地域経済の活性化や地域社会の安定に貢献できる。総務委員会を推進本部とした「組織財政基盤強化推進月間」を設け、会員組織の増強、相談指導の強化、自己財源比率の向上などの強化対策を実施する。

E 役職員一体となった意識改革

    遠隔地合併を要因とする意思の疎通や情報伝達等に不備や支障をきたさないよう、新たな業務執行の仕組みを確立するとともに、役職員が一体となって、組織や運営について積極的な提案を行い改革に挑戦するよう意識を醸成する。

F その他

    道の駅や戸田地域活性化センターについて、関係団体等との連携を深め、その実現に向け行政機関への働きかけを強化する。

また、市の緊急経済対策として実施するプレミアムクーポン発行については、商工会議所と連携し、地域の需要喚起につなげる。

 

2.事 業

(1)経営改善普及事業

@ 計画的巡回指導の強化

A 集団指導(講習会等)の実施

B 専門的かつ高度な相談指導事項への対応

C 商工業者の総合的な改善発展事業の実施

D 小規模事業者の経営革新計画の承認申請支援、創業支援の促進

E 経営改善普及事業(経営・情報化・金融・税務・労働・取引・環境対策等)の強化

F 不動産仲介事業の実施

G 組織財政基盤強化月間の実施

H 後継者育成塾の実施

I 小規模企業振興委員による事業PR

J 各種制度・事業普及のポスター、パンフレット等による事業PR実施

 

(2)総合振興事業

@ 行政庁等への地域商工業振興、地域社会に関する意見具申活動の充実

A 関係機関、関係団体への委員会会議の参画

・富士駿東地区商工会連絡協議会

・駿豆地区商工振興懇話会

・沼津駅の高架化を実現する市民の会など

B 地域緊急経済対策「燦々ぬまづクーポーン」の発行

C 地域活性化のためのイベント事業の実施、参画

原・浮島ふるさと夏まつり

・戸田港まつり

さわやかウォーク

・戸田さんさんまつり

・ふるさと産業祭(仮称)

D 商工業に関する情報及び資料の収集並びに提供

・商工業の実態調査の実施

E 「道の駅」整備促進

F 会員視察研修の実施

G その他振興事業

(3)商業振興事業

@ 商業部会の強化と経営研究会の開催

A 原地区商店街振興会の指導育成

B 拡販対策、新サービス事業の推進

・わが街の便利屋さん事業の拡大

・高齢者向け宅配サービス事業の展開

・共同販促イベントの開催

・共通商品券の発行及び普及

C 先進地の視察並びに懇談会の開催

D 地域イベント事業の実施

・原宿バザール

・戸田イルミネーション事業

E 地区連事業の参画

(4)工業振興事業 

@ 工業部会の組織強化と会員増強

  ・部会総会、幹事会、部会懇談会の開催

A 電子商取引(企業間取引BtoB)の推進事業

・仮想工業団地(しずおかインダストリアルパーク)の 参加

  B 異業種交流会の開催

C 先進地視察研修の実施

D 新技術確立・知識吸収のための産学連携

・「静岡県東部テクノフォーラムin沼津高専」の見学・交流会の開催

  E 地区連事業への参加

(5)建設業振興事業

@ 建設業関連部会の組織強化と会員増強

 ・部会総会、幹事会、部会懇談会の開催

A わが街の便利屋さん事業の推進

B 先進地視察研修の実施

C 建築相談・耐震相談の推進

(6)観光サービス業振興事業

@ 部会の組織強化と会員増強 

A 講習会の開催               

B 経営、技術、サービス等についての研修

C タカアシガニの放流

D 戸田港まつりの開催

E ウォーキング行事(4月・11月)の開催

F 特産品の開発、土産品・地場産品紹介

G わが街の便利屋さん事業の推進

H 観光施設の開発と先進地の視察          

I 原・浮島ボランティアガイドの会が行う講習会等事業への助成

J 新サービス事業の実施

(7)青年・女性対策事業(青年部・女性部)

@ 青年部員加入促進(特に若手部員)の勧誘活動及び組織強化

  A 部員の資質向上のための研修会、講習会の開催

  B 地域イベント事業への参加

C 女性部の組織の強化と懇談会の開催

D 商工会事業の参加協力

  E 道の駅の推進及び新たな物産の開発

  F 戸田桜並木ライトアップ、イベントの開催

  G 戸田御浜海水浴所清掃、空缶拾いの実施

  H 地区連事業の参画

(8)支部活動推進事業

  @ 支部会員の連携強化、支部会の開催

  A 商工振興委員の活動

(9)金融対策事業

@ 日本政策金融公庫の融資斡旋                       

・一日日本政策金融公庫の開催

A 政府系金融機関の融資、県制度融資の斡旋         

B 信用保証制度の普及斡旋、小口資金協調融資の斡旋

C 貯蓄共済融資の斡旋

D 労働金庫貯共提携融資の周知と斡旋             

E 関係金融機関との懇談会の開催    

(10)経営税務対策事業

@ 税務関係機関との連絡、調整

A 記帳並びに決算確定申告、消費税申告 個別・集団指導の実施

B 改正消費税に対する各種啓蒙活動

C 経営把握のための複式簿記、会計ソフト講習会の開催

D 記帳機械化推進事業

E 経営・IT講習会の開催

F エキスパートバンク(専門的指導)の派遣事業

G 景況調査の実施(県連事業)           

(11)労務福利厚生対策事業

@ 会員及び従業員とその家族の健康診断の実施

A 労保連災害共済の推進、雇用保険活動援助事業(各種助成金に関する講習会)

B 労働保険適用促進事業(未手続事業所への推進員による勧奨活動)

(12)情報化対策事業

@ 初心者向けパソコン講習会の開催

A 中級者向けパソコン講習会・会計ソフト講習会の開催

B 会員の情報化支援事業の実施

C 商工会ホームページの更新

D 情報化推進委員会定例会開催

E 情報化推進委員のスキルアップ

F 先進事例の調査研究

G 地区連情報化部会への参加

(13)広報事業

@ 広報委員会の開催

A 広報紙の発行

B 写真コンテストの実施

(14)共済事業

  @ 商工貯蓄共済の加入促進

  A 全国商工会会員福祉共済の加入推進

B 小規模企業共済・中小企業倒産防止共済・中小企業退職金共済等の普及加入促進

(15)事務代行

@ 原町おたのしみ店会

A 原町青色申告会、戸田青色申告会

B ()沼津法人会原支部・戸田支部

C ワンツーセール会

D 沼津食品衛生協会戸田支部

E 戸田港ふれあい朝市

沼津市商工会の基本理念

〜 より質の高い会員サービスの向上のための行動指針 〜

1 行動する商工会 (会員支援体制の強化・充実)

○ 多様化・高度化する会員ニーズに対応し、より専門的な経営指導を行います。

○ 情報化時代に対応し、より新鮮な情報提供を行います。

○ 新規創業や経営革新等の支援に積極的に取り組み、実現度を高めます。

○ 職員の効率的活用、巡回指導等の機動力強化、きめ細かい会員サービスに努めます。

○ 人材育成と体質改善による支援機能の高度化を図ります。

2 提案・連携する商工会(地域の特性を活かしたまちづくり)

○ 広域的かつ異業種間等の会員交流により、ビジネスチャンス拡大の場を提供します。

○ 行政や他団体との交流・連携し、広域的視点に立った地域振興計画や各種共同事業を

提案します。

○ 地域の特性を活かし、個性的で活力あるまちづくりを提案、協力します。

○ 地域コミュニティの一員として、商工会の役割を果たしながら地位向上を目指します。

3 挑戦・飛躍する商工会(商工会財政基盤・組織力強化)

○ 商工会業務の集約、効率化を図り、経費の節減や財政の健全化を目指します。

○ 会員と一体となって収益事業等を積極的に行い、自主財源の確保に努めます。

○ 地域に貢献できる商工会として公益的な視点に立ち、会員による会員のための自立す

る組織を目指します。