高輪 東京都港区

往来切手…旅人の死亡のときなどに必要な身元証明書で、菩提寺の住職に書いてもらう。旅先で病死したら、その土地の寺に葬って、あとで菩提寺に知らせてほしいと書いてあった。

御関所の手形…旅人が箱根と新居の関所を通過するときの身元証明書で、町役人の大家・名主が発行する)

品川宿

東京都品川区

本陣 1
脇本陣 2
旅籠屋 93
総戸数 1561

鈴が森 東京都大田区

大森 東京都大田区

川崎宿

神奈川県川崎市

本陣 2
脇本陣 0
旅籠屋 72
総戸数 541

奈良茶飯…奈良の興福寺や東大寺で、小豆や焼栗を加えて茶汁で炊いた飯がはじまりと言うが、明暦年間に浅草観音の門前に茶店ができて、茶飯に豆腐汁、煮しめなどをつけた一膳飯を奈良茶の名で売りだして以来大流行した。川崎の万年屋はことに老舗で名高かった。

大名行列…全国の大名たちは、ふだんは江戸住まいだが、二年に一度、国元に戻り領国経営にあたった。これが参勤交代で、その往復の旅は戦時と同じように兵を引きつれての大行列だった。東海道の大名行列は主に四月から六月にかけて集中、百藩近い大名の行列が街道をゆききした。

九紋龍…天明から寛政年間、横綱の谷風と小野川の下で大関をつとめた。身の丈六尺五寸とも七尺とも言い、二メートルを越える大男だったと言う。

酒手…馬の駄賃以外に馬子に払う心付け、チップ。ここでは、客を送った帰りの馬だから駄賃はいらず、酒手だけで乗せますと言うこと

ジバ…馬子仲間の符丁で二百文のこと。一をソク、二をジバ、三をキリ、四、ダリ、五をゲンコ、六をロンジ、七をサイナン、八をバンドウ、九をキワ、などと言う

神奈川宿

横浜市神奈川区

本陣 2
脇本陣 0
旅籠屋 58
総戸数 1341

棒鼻(ボウダナ)…宿場のはずれにこれより何宿と書いた棒杭の立っている所。

太えもん(タエモン)…いい女、美人の意味らしく、しばしば使われている。

抜け参り…江戸時代には、女や子供や雇人が、夫や親や主人に無断でお伊勢参りにいくことが、一生に一度に限って見逃され、帰ってきても叱らないと言う風習があって、これを抜け参りといった。無一文で旅立っても、道中の他人の施しで旅ができた。膝栗毛のころから幕末までこれが大流行した

保土ヶ谷宿

横浜市保土ヶ谷区

本陣 1
脇本陣 3
旅籠屋 67
総戸数 558

平椀…煮物などのおかずを盛る浅く平たい椀。
柳行李…ここでは旅中の弁当入れ

飯盛…宿屋の給仕の女中名義で商売している売春婦で、宿場の遊女屋から呼ぶ

南無三…仏教の言葉の南無三宝を縮めた。しまった、失敗したなどの意味に使う

戸塚宿

横浜市戸塚区

本陣 2
脇本陣 3
旅籠屋 75
総戸数 613

新宅…新築して開業したばかりで、まだ宿役人に届け出してない旅篭屋)

助郷…東海道の公用の交通のために幕府が沿線の村々にかけた課役を助郷と言って、人足や馬が徴発される。

長持人足…荷物運搬用の長持と言うコンテナー運びが専門の人足。長持一棹は三十貫の重さで、人足六人でかつぐ。

波銭…裏に波の模様を鋳出した銅銭で、四文銭として通用する

…疥癬、湿疹などの皮膚病一般のこと。唐瘡と言うと梅毒のこと。群馬県の草津温泉は瘡に利くので名高い。

藤沢宿

神奈川県藤沢市

本陣 1
脇本陣 1
旅籠屋 45
総戸数 919

平塚宿

神奈川県平塚市

本陣 1
脇本陣 1
旅籠屋 54
総戸数 443

大磯宿

神奈川県大磯町

本陣 3
脇本陣 0
旅籠屋 66
総戸数 676

水風呂…据風呂とも言う一人用の風呂桶

ぶっちめよう、ぶってしめよう…女を無理に犯す、強姦の意味。締めるはその短縮語。

小田原宿

神奈川県小田原市

本陣 4
脇本陣 4
旅籠屋 95
総戸数 1542

雪隠…便所。たいていは家の外の庭の片隅にあって、廊下をおりて下駄をはいて行く

さし銭…四文の波銭百枚を銭さしの縄一本に挿した緡銭

箱根宿

神奈川県箱根町

本陣 6
脇本陣 1
旅籠屋 72
総戸数 197

立場…建場とも書く。杖を立てて休む場所の意味で、宿と宿の問に適当な間隔で作られている。幕府や、誇大名の公用の伝馬の継立所で、茶屋などもあって、庶民の旅人も休憩できる。

茶店…街道には宿と宿との中間に建て場(立場)と呼ぶ休憩地点があり、数軒の茶店が軒を並べて旅客をもてなした。宿近くになると、「これより○○の宿」と書かれた石柱が立ち、これを「棒鼻」と呼んだが、棒鼻にも茶店があり、旅人の休憩場所になっていた。

越中ふんどし…三尺の晒し本綿の布に片端に細紐を縫い付けた簡単なふんどしで、着物の下着になり、単に越中ともいう。裸を人目にさらす場合は、六尺の晒木綿一本をそのまま巻き付けるふんどしが本式で粋なものとされ、その場合は単に六尺という

三島宿

静岡県三島市

本陣 2
脇本陣 3
旅籠屋 74
総戸数 1025

後架…便所、手水場

護摩の灰…もともとは坊主くずれのインチキ商人が、真言宗や天台宗の寺の祈祷で焚いた護摩の灰と称して、万病の霊薬として売り歩いたことからと言われる。後には、広く掏摸や詐欺などの知能犯の悪漢を言うようになった。

飛脚…江戸−京都・大坂間を走って文書等を配達する昔の郵便夫。初めは各藩が国元との通信に使った公用飛脚だったが、やがて民間人も利用できる「町飛脚」が発達した。江戸−京都間は一日おきに便が出て、約六日問で東海道を走り抜けたため「定六」と呼ばれた。

沼津宿

静岡県沼津市

本陣 3
脇本陣 1
旅籠屋 55
総戸数 1234

原宿

静岡県沼津市

本陣 1
脇本陣 1
旅籠屋 25
総戸数 398

吉原宿

静岡県富士市

本陣 2
脇本陣 3
旅籠屋 60
総戸数 653

 

蒲原宿

静岡県蒲原町

本陣 1
脇本陣 3
旅籠屋 42
総戸数 509

本陣…幕府役人、大名、公卿などのための公用の宿泊施設、脇本陣はその家来などの宿。経営者は土地の有力な家柄で格式のある者が世襲して宿場役人を兼ねる。公用の客がない時は一般の旅人も泊めることは黙認されていた。

木賃宿…江戸時代も中ごろまでは、宿屋は客が自炊するもので、米味噌は客の持参で、宿から鍋釜を借り、薪を買って自炊した。宿賃はその薪の代金、つまり木賃として払った。中ごろから泊り客に食事を出す宿が普及するが、これを旅篭宿という。明治まで木賃宿と旅篭宿の両方があった。膝栗毛の両人は、ほとんど旅篭宿泊りだが、このようにたまに木賃宿に泊まる羽目になることがあった。

六部…六十六部の略で、日本六十六か国の神仏を遍歴して法華経を納めると言う行者で、男女とも衣服、手甲、脚絆などみなねずみ色の粗末な木綿で、腰に下げた鉦や手に持った鈴を鳴らして、家の門口に立って、御詠歌など歌いながら物乞いして旅をする。
巡礼…西国三十三か所の観音霊場竜を巡礼する行者で、袖無しの笈摺と言う白衣を着ている。この白衣に参詣した寺々の印を捺してもらう。御詠歌で物乞いすることは六部と同じである。西国、坂東、秩父の各三十三観音巡礼は、江戸時代後半に大流行して、いたるところに姿が見られた。

由井宿

静岡県由比町

本陣 1
脇本陣 1
旅籠屋 32
総戸数 106

興津宿

静岡県清水市興津

本陣 2
脇本陣 2
旅籠屋 34
総戸数 316

江尻宿

静岡県清水市

本陣 2
脇本陣 3
旅籠屋 50
総戸数 1340

空尻馬…本馬というと荷物三十六貫を積むが、空尻馬は半分の十八貫しか積まない馬

府中宿

静岡県静岡市

本陣 2
脇本陣 2
旅籠屋 43
総戸数 3673

南鍍…二朱銀の異名で、一両の八分の一にあたる。形が良くて粋なので人気のある貨幣

丸子宿

静岡県静岡市

本陣 1
脇本陣 2
旅籠屋 24
総戸数 211

岡部宿

静岡県岡部町

本陣 2
脇本陣 2
旅籠屋 27
総戸数 487

藤枝宿

静岡県藤枝市

本陣 2
脇本陣 0
旅籠屋 37
総戸数 1061

 

 

島田宿

静岡県島田市

本陣 3
脇本陣 0
旅籠屋 48
総戸数 1461

金谷宿

静岡県市金谷町

本陣 3
脇本陣 1
旅籠屋 51
総戸数 1004

日坂宿

静岡県掛川市

本陣 1
脇本陣 1
旅籠屋 33
総戸数 168

掛川宿

静岡県掛川市

本陣 2
脇本陣 0
旅籠屋 30
総戸数 960

 

 

袋井宿

静岡県袋井市

本陣 3
脇本陣 0
旅籠屋 50
総戸数 195

見付宿

静岡県磐田市

本陣 2
脇本陣 1
旅籠屋 56
総戸数 1029

浜松宿

静岡県浜松市

本陣 6
脇本陣 0
旅籠屋 94
総戸数 1622

舞坂宿

静岡県舞阪町

本陣 2
脇本陣 1
旅籠屋 28
総戸数 541

 

 

新居宿

静岡県新居町

本陣 3
脇本陣 0
旅籠屋 26
総戸数 797