徳川家康が江戸幕府を開いてから、江戸と京を結ぶ公用路としての東海道は順次整備され、17世紀初めには53ヶ所の宿駅が定められ、宿場が整えられると、大名行列・商人・伊勢参り等の参詣者の通行で賑わった。江戸時代後半になると一般庶民の旅、往来も盛んになる。 一方、浮世絵に描かれた東海道の風景・風物は、庶民にとり、旅の楽しみ、各地の情報の源となった。北斉・広重・豊国・国芳等の多くの浮世絵師が東海道を描いているが、特に初代歌川広重は、数多くの東海道を描き、傑作を残し、東海道といえば広重を連想する程である。 これより、広重等の浮世絵師により描かれた原の浮世絵を紹介する。浮島沼を背景とした原からの富士山の眺望は街道一といわれ、各絵師は趣向を凝らして、すばらしい雄大な姿を描いている。
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有田屋版東海道 初代歌川広重 画
東海道風景図会 初代歌川広重 画
春興五十三駄 葛飾北斉 画
道之志遠里 柳川重信 画
東海道画譜 葛飾北斉 画
東海道名所膝栗毛 原 為信画
五十三次の内 原 弥次郎兵衛・喜太八 三代歌川豊国 画
東海道五十三次 原