浮世絵に描かれた原 13

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 [13] 東海道張交図会 泉市版

 
初代歌川広重筆 竪大判錦絵

 
広重は風景を中心とした東海道物を多く残しているが一方ここに紹介する様な異なったタイブのシリーズも残している。これらは一般に張交東海道といわれているもので、一枚の中に三〜五宿の風景、名産、物語等が挿入されている。原は東海道五十三対に描かれたと同じ竹取物語を材にしている。

 泉市版(和泉屋市兵衛、嘉永5年 原・吉原・蒲原の三宿)の原は竹取物語竹取翁
 丸清版(丸屋清次郎 弘化4〜嘉永5 原・吉原・蒲原・由井・興津の五宿)の原は竹取物語かぐや姫
 山藤版(山口藤兵衛、安政3年 三島・沼津・原・吉原の四宿)の原には竹取の翁かぐや姫を得るの図が描かれている。
 尚、竹取物語の図は場所が原と吉原の間にある為、他のシリーズの吉原の中にも描かれている。これらの張交絵は別々に切り取って鑑賞する事も出来た。

 
東海道張交図会 泉市版

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