浮世絵に描かれた原 18

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 [18] 道之志遠里(みちのしおり)  東海道中五十三駅 原  吉原へ三里六丁

   
柳川重信画 文化年間 玉養堂版 横小判錦絵

 
このシリーズは前回の北斉の″春興五十三駄"の後摺物で、横倍型は全て小判型に揃えられ、狂歌も削除されている。又、色板部分に異なる文様が見られる(色板の彫り直し、数図削除、入図の追加)
 横倍型に変る小判型の図は北斉の弟子の柳川重信(天明七年〜天保三年 姓 鈴木  号 雷斗等 江戸本所柳川町に住んでいたところから柳川を名のる。北斉の長女と結婚し養子となるも離縁、大阪に移住、浪花名所風景画、役者絵等を描く)が描いている。
 重信描く原の図は旅の途中の侍と供人が荷物をおろし、くつろいで富士を眺めている姿を写している。
 尚、このシリーズは明治十八年に葛飾北斉原筆、惺々暁斉補筆″東海道五十三次真景"と名をかえ、若井兼三郎蔵版として再版されている。
 北斉には他に東海道図絵(折本一冊 極小判 無款)、東海道画譜(天保元年、東璧堂版)、横小判物(享和年間〜文化初年、吉野屋徳次郎版、全56図)等がある。

 

道之志遠里(みちのしおり)  東海道中五十三駅 原

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