浮世絵に描かれた原 38

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 [38] 東海道五十三次 原  不二の根がた

 前頁で紹介した三代広重の「東海名所 改正道中記」と並ぶ小判の東海道シリーズで、明治前期の東海道各宿駅の風景が華かな色彩(幕末から明治初期に海外から色あざやかな化学顔料が入り使用される)で描かれている。
 原の図には街道での旅人と子供達のユーモラスな姿が描かれている。
 三代広重は初代広重の門人で、後藤寅吉といい、初名は重政、一笑斉と号し、慶応三年、師家より二代広重(立祥)が不縁となり去った後、広重娘お辰へ入婿し、三代広重となる。人物は得意でなかったが、明治開化期の蒸気車、蒸気船、洋館等の文明開化絵を数多く残した。

東海道五十三次 原  不二の根がた

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